日本のホップ生産量は低下の一途だが、ホップ栽培を始めたいと思う人は増えているようだ。クラフトブルワリー人気が生んだ明るい農産物。

そもそも日本のホップ栽培が衰退していった理由には、大手ビールメーカーとの契約栽培であったことも挙げられる。輸入ホップに押され、大手が契約を打ち切ればそれまで、という厳しい現実があった。

山梨県北杜市に誕生した北杜ホップスは契約栽培によらないインディペンデントなホップ農家。八ヶ岳が見晴らせる畑の近くで、創業者の小林吉倫さんにインタビューした。