日本各地でホップ生産が話題になっている。一方、生産者も収量も年々減少している。最近、クラフトビール関連のニュースで取り上げられるホップ生産とはごく小規模なものに過ぎない。実際にビールに使われる国産比率は数パーセントに過ぎない。小規模な畑で収穫したわずかなホップを使って1バッチだけ造るという醸造所も少なくない。

それでも国産ホップが広まるのはうれしい。私にはホップのテロワールが語れるほど味の違いはわからない。実際のところ、ホップの種類がビールの味をどれだけ左右しているのかわからない。それでも、国産ホップが育っていくことを願う。輸入品がなくなってもビール造りができる環境を維持することが大切だ。小さくてもいい、続いていくことが大切。

2022年の自給率は5%未満!?クラフトビール人気と共に注目を集める超希少な日本産ホップ